東京〜金沢で「はくたか」自由席を利用するメリットとは?
北陸新幹線で東京〜金沢間を直通で移動できるのは「かがやき」「はくたか」の2つ。
この内、自由席があるのは「はくたか」(1〜4号車)のみで、「かがやき」は全車指定席、自由席はありません。
自由席のメリットといえば、指定席に比べて料金が安いこと。
東京〜金沢間であれば、片道14,380円が530円安くなり13,850円。
子供料金は大人の半額なので6,800円になります。
自由席は指定席より確かに安いですが、それほど劇的に安いわけでもありません。
ところが、小学生未満の幼児の場合、指定席に乗れば小学生と同じ子供料金がかかりますが、自由席に乗れば子供料金はかかりません。
この小学生未満の子供と一緒に乗る時、それが自由席を利用する最大のメリットです。
「はくたか」自由席よりも、新幹線宿泊パックで指定席に乗った方が安いです。
北陸新幹線自由席を利用する時の注意点
東海道・山陽新幹線の場合、1本の列車の自由席が満席でも、次の列車がすぐ出発するので、待っていても苦にはなりません。
ところが、北陸新幹線の場合、東海道・山陽新幹線ほど本数が多くありません。
自由席がある「はくたか」は、多い時間帯でも1時間に2本。
それ以外は1時間に1本、長ければ次の列車まで1時間待たなければなりません。
確かに小学生未満の子供と一緒であれば、往復13,840円得するので、何が何でも自由席に乗りたいところです。
しかし、自由席が満席であれば、次の「はくたか」まで1時間待つ覚悟が必要です。
「自由席に立って乗るのは絶対嫌だ!」という方は、やはり指定席での座席確保が必要です。
小学生未満の子供も子供料金がかかってしまいますが、間違いなく座ることができます。
では、その指定席に安く乗れる新幹線宿泊パックと、自由席ではどちらが安いのか?
東京〜金沢は自由席・新幹線宿泊パックのどちらが安い?
東京〜金沢を北陸新幹線で往復し、宿泊する方には新幹線宿泊パックがおすすめです。
トップページでも比較しましたが、2名以上の旅行であればこれが最もお得です。
では、小学生未満の子供がいる場合、自由席と新幹線宿泊パックではどちらがお得なのでしょうか?
料金を比較してみましょう。
自由席
東京〜金沢の自由席大人料金は13,850円、子供料金は6,920円です。
大人2人・小学生1人なら往復で69,240円、そこに幼児が1人加わっても料金は同じです。
もし、宿泊するのであれば、3人で泊まれるホテルを探さなければなりません。
1泊1人6,700円のホテルに泊まると、3人なら20,100円。(幼児でも寝具を使用した場合)
この料金を合わせると、大人2人・小学生1人なら合計89,340円。
新幹線宿泊パック
新幹線宿泊パックでは、子供も子供料金で指定席を確保することができます。
同じ1泊6,700円のホテルを利用したプランの料金は、大人1人32,600円、子供1人21,200円。
大人2人・小学生1人なら合計86,400円なので、2,940円安いです。
幼児は寝具が不要であれば自由席に乗った方が安いです。
しかし、その他の場合は、新幹線宿泊パックで子供も含めて指定席に乗った方が安いです。
なお、大人2人・幼児1人の場合は、自由席の方が新幹線宿泊パックの方より安いです。
一覧にしてみると…
人数 | 往復自由席+1泊 | 新幹線パックで指定席 | 差額 |
---|---|---|---|
大人2・幼児1 | 75,500円 | 86,400円 | 10,900円 |
大人2・小学生1 | 89,340円 | 86,400円 | ▲2,940円 |
大人2人・小学生1人の場合以外は、大した差があるようには見えません。
しかし、新幹線宿泊パックは小学生も幼児も指定席。
満席なら1時間待たなければならない自由席との差は大きいです!
自由席より新幹線宿泊パックで指定席!
特に子供料金がかかる小学生同伴の家族旅行にはお得!
新幹線チケットを券売機で受取るなら、当日の出発6時間前まで予約OK。
小さい子供がいても、無理に自由席に乗るよりも新幹線宿泊パックで指定席に乗った方が楽です!