北陸新幹線　回数券・格安チケット

では、北陸新幹線の回数券についてもう少し詳しく解説しましょう。

全国多くの新幹線の区間では、回数券が販売されています。
東海道・山陽新幹線をはじめ、東北・上越・秋田・山形新幹線でも回数券が販売されています。

例えば、東京からなら、名古屋・大阪・広島・博多の他、高崎・新潟・秋田・山形などへの往復で利用することができます。
ところが、北陸新幹線で設定があるのは、長野新幹線として運行されていた区間のみで、東京から軽井沢や長野への回数券はありますが、富山や金沢への回数券は販売されていません。

チケットショップの格安チケットは回数券

特に新幹線の駅周辺には、多くのチケットショップが存在します。
このチケットショップで販売している新幹線の格安チケットのほとんどは回数券で、数枚1セットで販売されている回数券を1枚単位で販売しています。
ところが、北陸新幹線（東京〜金沢）には回数券ないので、金券ショップへ行ってもこのような格安チケットは販売されておらず、購入することはできません。

では、回数券・格安チケットの販売がない東京〜金沢で新幹線に安く乗るにはどのようにしたらいいのか？
簡単にご紹介しましょう。

回数券や金券ショップの格安チケットがない北陸新幹線の区間では、どのような方法で安く乗ることができるのか？

ネット予約

北陸新幹線に安く乗るにはネット予約が基本と言えます。
えきねっと・モバイルSuica特急券を利用すれば、割引料金で北陸新幹線に乗ることができます。
ただし、全て当日でも安いチケットが購入できるわけではなく、当日でも安くなるのはモバイルSuica特急券「モバトク」とえきねっと「トクだ値」（午前1時40分まで）のみなので、基本的には前日までの予約が必要です。
また、北陸方面からの乗車にはe5489を利用することができ、「eきっぷ」なら当日でも購入可能。
いずれも事前の会員登録が必要です。

学生は学割で

学生なら学割を利用することもできます。
安くなるのは乗車券のみですが、条件を満たせば2割引になります。
学割証など必要なものがそろっていれば、当日でも学割できっぷの購入が可能です。

新幹線パック

同じ区間を往復し、目的地で宿泊する方にとって最も安いのが新幹線宿泊パックです。
特に2人以上で新幹線に乗るなら東京〜金沢の北陸新幹線では最安値で、3日前までにネット予約すれば自宅など指定した場所に新幹線のチケットが届きます。

このように回数券・格安チケットが販売されていない東京〜金沢間でも、他にいくつかの方法で安く新幹線に乗ることができます。
もし、北陸新幹線にも回数券があったとしても、料金はそれほど安くはないはずです。
それよりも、東京〜金沢間の新幹線は、ネット予約や新幹線宿泊パックの方が安いです。

東京〜金沢の旅行におすすめの新幹線宿泊パック